燃料タンクの錆び

国産車のほとんどのガソリンタンクがスチール製で、もちろん水に触れば錆が発生しますが
構造上水分を分離する機構があるのと少々水分が混入しても材質の向上で錆びにくくなってきて
日ごろから動いている限り問題ないと思います。
ひと昔前までガソリンスタンドで給油していると店員に水抜き材を良く勧められましが、
あれは一時のブームだったのでしょうね。
お客さんの為じゃなくお店の都合が怖いぐらいです。
最近は水抜き材を勧められることはなくなりましたが、本物は非常に高価で、
安価なものはほぼ効果なしです。
化学兵器のサリンの原材料になるような品物で高価なんです。
メーカーに勤めていた時むしろ欧州車で水抜き材を入れ続けてエンジン不調になって問題になったことも
あるぐらいです。
今回の車両は車検切れで放置されていたちょっと例外的なガソリンタンクです。

中覗いてビックリ
タンク降ろしてフューエルポンプ外して・・・・・

ちょっと錆び凄くな~い
ガソリンタンクにわざと水入れたかタンクキャップ外してた?!

これは例外的な衝撃ですが結局タンクを変えてポンプ交換してもエンジンは目覚めずその他もろもろ
交換及び清掃作業で終始しました。
これは極端な例ですが、車検切れでもたまにはエンジンかっけて出来ればガソリンを消費してください。
もしくはガソリン満タンでタンク内に空気が触れないようにするのも良いかもしれませんが、
それはそれでデメリットもあるので、乗らないなら処分して現金に換金するか、乗るならしっかり
乗るか、それはあなた次第です!!

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